突然のお別れ・・・
先週は数年振りに姉と一緒に楽しい日々を過ごせたのですが、
今週は一転して辛いことが起こってしまいました。
いつも一緒に食事に出かけたり、今年初めには1泊旅行にも出かけた友人が
月曜日に亡くなってしまいました。
ちょうど私がこの写真を撮っていた夕方5時半過ぎだったそうです。
この日昼前にどうしても会いたくて病室を訪れたのですが、
今までとは全く違う彼女の苦しそうな様子に驚きました。
気丈に一人で付き添っていた娘さんと一緒に声をかけたり、体をさすったり・・・
それでもまだ好転してくれるという気持ちがあって、後ろ髪を引かれながらも
ほかの家族もきてくださるとのことでひと足先に病室を去りました。
その数時間後の訃報の電話でした。
私が入院していた病院の、5階北病棟の同じ部屋に彼女も入院して来て
手術のために4階に下りた私とは実質1週間しか一緒にはいませんでしたが
とても明るくて、周りを優しい雰囲気に包んでくれる・・そんな方でした。
それぞれ退院してからも連絡を取り合い、時々食事会をし、体の心配をしあい、
とにかく時間は短くても密度の濃いお付き合いだったのです。
お通夜、ご葬儀・・と続きましたが、カトリック教会でとり行われ、
彼女が洗礼を受けた身であることを初めて知りました。
葬儀の日は薄曇りでお日さまも望めなかったのですが、8時過ぎにこんな光芒が!!
天使が上がったり下りたりしていると言われる「天使の梯子」です
写真を撮っていって娘さん達にも見てもらいました。
彼女もこの梯子を上って天に召されて行ったことと思います。
司祭さまは「すべての苦しみから解放されて、永遠の安息を得られた・・」
とお話してくださいました。
それをお聞きしてほんの少し落ち着き、穏やかな気持ちで送ってあげることが出来たようです。
一緒に入院していた時からこのご家族の仲の良さは、皆が羨むほどでしたが、
その分、悲しみも大きかったようで、見ているのも辛い事でした。
ずっと病気と闘いながらも女子会を続けていくつもりでしたから、
残された者達は、ぽっかり空いた大きなすき間に茫然としている次第です。
彼女に頂いた優しさや、たくさんのお手紙、そして手造りのお花・・・
どれも大切なものばかり。
私たちもまだ治療やケアの続く身。それぞれ自分の身体を大事にしつつ
精いっぱい生きていかなくちゃ・・と心新たにしています。
どうぞ安らかに・・・とお祈りするばかりです。
いつも私の写真を喜んでみてくれていた彼女に・・・
今日の夕日です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
病気そのものは彼女が一番厳しかったのですが、常に前向きで、
1か月前の次女の方の結婚式にも頑張っていい笑顔で出席されてました。
tearoseさんもお身内の方何人も看病なさった上で看とってらっしゃるので
さぞお辛かったこととお察しいたします。
今病気を持ってる持っていないにかかわらず、だんだん私たちのまわりにもこういう寂しいお話が増えてきていることは確かなようですね。
1日1日大事に生きていかなくちゃ・・と思います。
投稿: Happyばあば | 2012年11月 9日 (金) 06時29分
お友達のご冥福を心からお祈りいたします。
一緒に病と闘っておられた方の訃報はどんなにお辛いかお察し申し上げます。
牧師さんのおっしゃる通り 苦しみから解放されて、永遠の安息を得られた というのは身内を何度も見送って実感してきました。
遺された人は辛いですけれど…
生きている私たちは一日を大切にと思わずにはいられませんね
投稿: tearose | 2012年11月 9日 (金) 00時13分